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	<title>米穀店コラム-藤井米穀店-</title>
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	<pubDate>Mon, 09 May 2011 00:14:18 +0000</pubDate>
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		<title>コラム１５０　「恋の終りに」</title>
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		<pubDate>Mon, 09 May 2011 00:14:18 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[　夜の川の流れを、まるで白魚が波面をはねるように、遠くの街灯の光に踊っている。それでも波の音は静かなのだが、恋の予感がする。
　彼女の方からシグナルが発された。迷わずＯＫである。最初のデートの日も決まっ]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　夜の川の流れを、まるで白魚が波面をはねるように、遠くの街灯の光に踊っている。それでも波の音は静かなのだが、恋の予感がする。<br />
　彼女の方からシグナルが発された。迷わずＯＫである。最初のデートの日も決まった。ハナキン「金曜日にねッ！」と・・・。<br />
　彼女には、私を含めて５人のボーフレンドがいた。私は毎週金曜日のデート。楽しいデートだった。<br />
　私は、自分の気持ちを彼女にぶつけた。いつも笑って受け入れてくれた。私の楽しい日々のこと、苦しい日々のこと、うれしいこと、くやしいこと。だまって聞き入れてくれる。<br />
　何が原因か解らないが、彼女から３人のボーイフレンドが離れていった。こんな魅力的な彼女からである。与えられたチャンスをつかみきれず、続けられなかったのは残念である。<br />
　私を含めて残った２人は、しつこいぐらい週一度のデートを続けた・・・が、とうとう彼女の方から「終わりにしましょ！」といわれた。振られてしまったのである。<br />
　始まりがあれば、終わりがあるのは解っているつもりだが、何か寂しい。これからの毎週金曜日はどう過ごせば良いのだろう。<br />
　この恋が完全に終わったと自覚できたとき、もう一度、あの夜のあの川の流れを見に行こうと思う。<br />
　楽しい思い出をありがとう。これからも幸せにねっ！<br />
　彼女の名は「コラム　お米屋談義」という。</p>
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		<title>コラム１４９　「想定外」</title>
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		<pubDate>Fri, 22 Apr 2011 08:50:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
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		<description><![CDATA[　「ちょっと、ごはん見に来てくれない？　変な炊き上がりになったよ！」
　
　- どんなになりました？
　
　「釜の中でカタイところと、やわらかいところがある・・・」
　
　- そら、釜のスイッチ、炊き上がる前に]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　「ちょっと、ごはん見に来てくれない？　変な炊き上がりになったよ！」<br />
　<br />
　- どんなになりました？<br />
　<br />
　「釜の中でカタイところと、やわらかいところがある・・・」<br />
　<br />
　- そら、釜のスイッチ、炊き上がる前に切れてますよ！半出来状態だと思いますよ。そのままフタをして、もう一度たくスイッチを入れてください！<br />
　<br />
　「そうか、それならやってみるわ！ありがとう！」</p>
<p>・・・・・・・<br />
　その後、炊飯器を新しいのに買い替えられたが、やはりうまく炊けなかった。原因はコメ！<br />
　産地や銘柄、その上炊飯チェックをした上で販売するのだが、その隙間をぬって悪い米を納入してしまった。平謝り状態である。<br />
　米は農産物。良いのが３割、普通のが４割、悪いのが３割。この悪い３割に気づくのがプロ。今回の場合、この悪い米のチェックの隙間をぬって納入してしまった。プロ失格である。<br />
　「一日９種類の米を試食した上で販売してます！」なんて偉そうな事を言っていたが、それでも失敗。まさに想定外である。<br />
・・・・・・・<br />
　このたびの震災の津波も想定外の大きさで、東北沿岸部の米は今年の収穫が難しい。<br />
　その上、福島原発被害は想定外のソウテイガイ。放射能の風評被害で、米の販売はどうなる？<br />
　東日本震災がどうとか、８０kｍ圏がどうとかとマスコミにのると、関西からみれば、風評被害は福島県だけにとどまらず、東日本全体が・・・となる。世界からみれば日本全体が危ないとみられている。<br />
　風評被害も想定外にならなければ良いのだが・・・。<br />
　</p>
<p> </p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
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		<title>コラム１４８　もうすぐ・・・・。</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Apr 2011 02:06:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[　永らくこのコラムを読んでくださいまして、有難うございます。
　「読んでるよ！」との言葉を聞く度に、後ろから押される気分で、稚拙な文章を書き続けて３年。とうとうこのコラムで１４８回目。
　福井の「ピロー]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　永らくこのコラムを読んでくださいまして、有難うございます。<br />
　「読んでるよ！」との言葉を聞く度に、後ろから押される気分で、稚拙な文章を書き続けて３年。とうとうこのコラムで１４８回目。<br />
　福井の「ピロール健康タチヤ」さんが書き続けておられるのを目標に頑張ってきましたが・・・。もうこの欄ももう少しで終わりだそうです。<br />
　この欄を私に提供下さった㈱はくばくさん、有難うございました。<br />
　私にとって、嫌なことから楽しいことまで、４コマ漫画的に表現しようとしましたが・・・？読んでいただいた方からも叱咤激励をいただきお礼申し上げます。</p>
<p>　「それ、聞いてなかったよ！」<br />
　この前お会いして、皆さんでカラオケに行った時、肺活量の話がでて、こんなスポーツしてたから・・・との言葉に反応されたヒロコさん。本当に米の関係で、時たまにしかお会いできなかったけれども、ながあ～いお付き合いでしたね。このコラムは３年経つけれども、その何倍の時が流れたのかね？<br />
　思い出せば、ずいぶんお世話になりました。今度、はくばくの山下さんが店長になられた山梨の和穀菜汁魁への見学も、懐かしいハプニングな人を連れて誘っていただきましたね。まだまだ、これからもお世話になると思いますがヨロシク！</p>
<p>　また、このコラムを読んでくださいました皆さん、本当に有難うございました。<br />
　５月末まで、私の担当の金曜日があと少しになりましたが、最後までよろしくお願いいたします。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４７　「大震災」</title>
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		<pubDate>Thu, 07 Apr 2011 23:44:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[あの日から一ヶ月。
テレビ画面から、あふれ出る情景。
言葉もない。
もちろん、うすっぺらい文章を書いていた私としては、ペンも持てない。
取り敢えず、目の前のことを！
震災の翌日は、前売り券を持って市民会]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>あの日から一ヶ月。<br />
テレビ画面から、あふれ出る情景。<br />
言葉もない。</p>
<p>もちろん、うすっぺらい文章を書いていた私としては、ペンも持てない。<br />
取り敢えず、目の前のことを！</p>
<p>震災の翌日は、前売り券を持って市民会館の沖縄ライブへ・・・が、チャリティートークとチャリティーライブに急遽変更になった。<br />
白熱したトークの内容から、会場の多くの人が、あの阪神淡路大震災の経験者と思われた。その場での募金集め。ペンライト、電池、携帯ラジオの３点セットの募集要請。</p>
<p>そこで私のできること。ボランティア団体への後方支援としての、おにぎり用の米５００人分。</p>
<p>いま、ペンをとってみて気が付いた。とにかく目の前のことをコツコツ、そして一生懸命の自分がある。<br />
お客さんから関東方面へ米を送ってほしいと言われれば、そのようにした。米の次は水だった。</p>
<p>ビデオ撮りの終えた当店の紹介番組もどこへやら・・・。</p>
<p>やっと私の周りの人も言いだした。「終わったことは仕方がない。前へ進もう！」<br />
私もそう思う。沈んでいても始まらない。活気のある生活を取り戻そう。自分のためでもあり、人のためにもなり、日本の国のためにもなるのだから・・・。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>コラム１４６　まだ来ぬ春</title>
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		<pubDate>Fri, 04 Mar 2011 00:24:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[ある勉強会で、『春』と言う題で原稿用紙1枚分の作文を
作れ！との事になった。
専門の先生が講評してくださるそうだ。
このコラムを受け持っている都合上、
これは自分にとってプラスなると思い、
明日その勉強会]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ある勉強会で、『春』と言う題で原稿用紙1枚分の作文を<br />
作れ！との事になった。<br />
専門の先生が講評してくださるそうだ。<br />
このコラムを受け持っている都合上、<br />
これは自分にとってプラスなると思い、<br />
明日その勉強会に出るつもりである。<br />
少しドキドキだが、以下のような文章を作った。<br />
ぜひ、皆さんからのコメントもいただきたいと思います。</p>
<p>『春』　　　藤井博章<br />
少しづつ春めいてきたと言うのに、まだ生きぬ。<br />
少しづつ春めいてきたと言うのに、世間の風は冷たい。<br />
永い独裁政治の国々では、デモの風が吹き荒れ、<br />
春一番とは言い難い。<br />
季節が秋に向っているニュージーランドでは、<br />
大きな地震がおきて、いち早く冬の様相。<br />
国内では、政治を始め、我等庶民生活の<br />
春は遠く、冬への逆転現象か？<br />
我等業界も、冷えきったままで、消費現物は<br />
デフレ状態。それでも米消費はのびず、<br />
流通現場では経営悪化で倒産、廃業多数。<br />
大阪府下の米販売専門小売店も十年前より<br />
減り続け、三分の一になった。<br />
米生産現場では高齢化等、冬のまま。<br />
その上ＴＰＰ問題で議論錯綜。<br />
大学入試で最新型カンニングで春を呼ぼうとした<br />
若者君、残念でした。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４５　言ってくれる</title>
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		<pubDate>Fri, 25 Feb 2011 00:27:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[『やせたんじゃない？』
『だんだん若がえっているやん！』
『あいつは別格！マネできん！』
人はいろいろ言ってくれる。
俺は別格でも、なんでもない。普通の米屋。
毎日、毎日、メシを何回も食べているのは、
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>『やせたんじゃない？』<br />
『だんだん若がえっているやん！』<br />
『あいつは別格！マネできん！』<br />
人はいろいろ言ってくれる。<br />
俺は別格でも、なんでもない。普通の米屋。<br />
毎日、毎日、メシを何回も食べているのは、<br />
朝、歯を磨かないと気持ちが悪いのと一緒。<br />
自分で売る米の味を把握しておかないと気持ちが悪い。<br />
どうも、その事、その事態も別格だと思われているのかも？<br />
『若がえっている？』そんな事はない。<br />
順調に年を取っている。<br />
店にこもり、家から出ないと、色んな刺激を受けないから<br />
老けていくだけ。外へ出る、前に踏み出す。<br />
年を取ってる暇などない。<br />
『確かにやせている。』身も心もボロボロになりつつあるかも・・・。<br />
今、はやりの病に侵されている。<br />
『安売り』と言う名のウイルス。<br />
消費量、販売量ののびない為の栄養失調。<br />
この病に対する特効薬はないものか？<br />
俺のかかっている病名は<br />
『流行性不景気感冒症』って言うらしい。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４４　第３反抗期</title>
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		<pubDate>Fri, 18 Feb 2011 05:44:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[夕暮時
二匹の子犬が裏通りの道路端で吠えあっている。
一方の飼主はロープで引っ張り、
もう一方の方は、ご婦人に抱っこされ、
上から吠えている。
お互い自身の子犬をなだめているが、
『キャン！キャン！』と]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>夕暮時<br />
二匹の子犬が裏通りの道路端で吠えあっている。<br />
一方の飼主はロープで引っ張り、<br />
もう一方の方は、ご婦人に抱っこされ、<br />
上から吠えている。<br />
お互い自身の子犬をなだめているが、<br />
『キャン！キャン！』と甲高く吠えあっている。<br />
その光景を見て、なぜか、先日の党首討論の<br />
テレビ場面を思い出した。<br />
お互いの党首のやりとりを・・・。<br />
今、各地で地方政党が生まれてきている。<br />
政治の世界も、新しいうねりが出てきているようだ。<br />
地球のあちこちでも、永い独裁政治に反発した<br />
民衆デモ等で大きな変化が現れつつある。<br />
我業界も、『安売り』と言うデモに押されっぱなしである。<br />
時代は新しいヒーローを生み、永年頑張ってきた者は<br />
色あせ、魅力を失っていく。<br />
寂しい事だが、私自身も、まだまだ頑張りたいと<br />
思っているが、世間はそれを許さない。<br />
隅の方に追いやられようとしている。<br />
勢のある時は、チヤホヤされたが、次のヒーローが<br />
出てくると、そちらの方に鞍替えだ。<br />
それは、世の流れ、それはそれで良い。<br />
それじゃ、辛い塩の役目をしよう。<br />
美味しいぜんざいの塩の役目を！<br />
人のいやがる事を言い、人のいやがる態度を示し、<br />
その事が業界の美味さを作る事になるのなら・・・。<br />
私のせめてもの反抗、第３反抗期。<br />
人生最後のあがきになるかも・・・。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４３　太郎</title>
		<link>http://hakubaku.jp/magazine/fujii/archives/371</link>
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		<pubDate>Fri, 04 Feb 2011 00:28:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

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		<description><![CDATA[いつもと違う散歩コースだ。
新しい主人とのランデブー散歩。
寒さも気にならない。
俺を捨てた飼主とは楽しさが大違い。
又、新しい主人が女性なのが、良い。
俺を捨てた飼主より、ずっとずっと優しい。
俺は柴]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>いつもと違う散歩コースだ。<br />
新しい主人とのランデブー散歩。<br />
寒さも気にならない。<br />
俺を捨てた飼主とは楽しさが大違い。<br />
又、新しい主人が女性なのが、良い。<br />
俺を捨てた飼主より、ずっとずっと優しい。</p>
<p>俺は柴犬、太郎だ。<br />
俺を残したまま、元の飼主は帰って来なかった。<br />
俺を捨てて、どこかへ行ってしまった。<br />
暗くなった、家の中で一人ぼっちにされた。<br />
クウ～、クウ～、と泣いたが誰も気がついてくれない。<br />
おなかも減った。さみしい～。<br />
このまま、どうなるのかと思っていたところ、<br />
カチャ！と玄関の音がした。顔見知りの女性だ！<br />
『太郎ちゃん！』と優しい声。<br />
思いっきりシッポを振って、彼女の元に飛んで行った。<br />
俺の新しい主人の誕生だ！<br />
一日３回の散歩も楽しい。散歩コースの途中、<br />
新しい主人の家にも寄った。<br />
新しい主人の皆が優しく頭をなでてくれた。<br />
みんな笑顔で大事にしてくれる。<br />
散歩が終わると、俺の家に戻された。<br />
次の散歩時間を待った。</p>
<p>何週間もたったある日、俺を捨てた元の飼主が現れた。<br />
（今さらなんだよ～）<br />
俺を捨てた元の飼主が目の前にいるが、<br />
素直に喜べない。彼は、俺の頭をなつかしそうに、<br />
なでて来た。『太郎！どうした？』<br />
（・・・・・）<br />
『ワシの入院中、待っててくれたか？』</p>
<p>いつもの、あのお客さんが急いで米を買いに来なくなった。<br />
そのお客さんと道で出会った。<br />
『おはようございます。』と挨拶をした。<br />
そのお客さんも『おはよう！』と言った。<br />
又、新しい米屋商売が始まる・・・！</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４２　ゴン太</title>
		<link>http://hakubaku.jp/magazine/fujii/archives/369</link>
		<comments>http://hakubaku.jp/magazine/fujii/archives/369#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 27 Jan 2011 23:44:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://hakubaku.jp/magazine/fujii/?p=369</guid>
		<description><![CDATA[俺の名、ゴン太。そう柴犬である。
最近、俺の主人は、俺の世話の手を抜いとる。
1日３回の俺の散歩の時間が、３回とも以前より短い。
これは、アイツのせいだ。アイツとは太郎のことだ。
太郎も俺と同じ柴犬だ。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>俺の名、ゴン太。そう柴犬である。<br />
最近、俺の主人は、俺の世話の手を抜いとる。<br />
1日３回の俺の散歩の時間が、３回とも以前より短い。<br />
これは、アイツのせいだ。アイツとは太郎のことだ。<br />
太郎も俺と同じ柴犬だ。<br />
アイツのご主人が入院したとかで、俺の家に居候だ。<br />
可哀想だと思うが、俺自身はつらい。<br />
俺の主人は、太郎には優しく、言葉使いも甘ったれ声である。<br />
その俺の主人に、高名な女性社長から、時々電話が架かる。<br />
携帯電話から漏れ聞こえるその社長の声も甘ったれ声である。<br />
その社長がマスコミの中で報道されている行動や、<br />
コメントを見聞きして、同一人物とは思えない。<br />
あの男勝りの迫力が無い。あの甘ったれ声で、<br />
俺の主人の気を引こうとしているのは、<br />
俺から見るとミエミエであるけれど・・・。<br />
人間ども、各、各、個人的、又、社会的に<br />
連なっているのだろうから、声色まで変るのか。<br />
俺の同じ動物なのだが、正直なのか<br />
演技なのか、俺には解らない。</p>
<p>俺の食事（エサ）を、俺の昼寝のスキなどをねらって、<br />
近所のノラネコが取っていく。<br />
なぜか、何時もうまくさらわれる。<br />
俺はノラネコにも、トンマな俺自身にも、<br />
その上その事を怒らない主人には一層腹が立つが・・・、<br />
主人には俺の気持ちが伝わらない。<br />
時には、そのノラネコに、別のさらにエサをのせて与えている。<br />
それも、『かわいそうに・・・』とかなんとか優しい声。<br />
そう、ネコナデ声で語りかけている。<br />
ネコが嫌いな俺は、ネコナデ声が一層嫌いだ。<br />
あの携帯電話から漏れ聞こえてくる甘ったれ声は、<br />
まさしくネコナデ声である。<br />
寒気がする程、気持ち悪い声である。<br />
あの怪しげな言葉使いは、鳥肌が立つ。<br />
俺の主人も、それにも増して、<br />
ネコ、ネコ、ナデ、ナデ声で話している。<br />
人間どもは、そんな事で関係が連らなっているらしいが、<br />
主人の仕事から考えれば仕方がないのかも。<br />
この八方美人的な言動で俺のエサ代を<br />
稼いでいるのだから・・・。<br />
だけど、なんだか、イマイマシイ！<br />
太郎！早くお前の主人のところへ帰れ！</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>コラム１４１　ワクワク感</title>
		<link>http://hakubaku.jp/magazine/fujii/archives/365</link>
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		<pubDate>Fri, 21 Jan 2011 07:52:25 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[1]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://hakubaku.jp/magazine/fujii/?p=365</guid>
		<description><![CDATA[今日、1月20日は大寒。二十四節気の中で
一番寒い日だそうだ。
米屋にとっては毎日大寒。世間の風は冷たい。
『米屋みたいなん、やってられるか～！』
と、この1月末で、近々の米屋が2軒止められる。
私共は、他に収入]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今日、1月20日は大寒。二十四節気の中で<br />
一番寒い日だそうだ。<br />
米屋にとっては毎日大寒。世間の風は冷たい。<br />
『米屋みたいなん、やってられるか～！』<br />
と、この1月末で、近々の米屋が2軒止められる。<br />
私共は、他に収入源がないから米屋を<br />
続けなければならない。<br />
このままの状態では駄目だと言う事も解っているが、<br />
どうしたら良いのか、次の一歩が踏み出せない。</p>
<p>1月18日、19日西宮の門戸厄神さんの大祭である。<br />
18日の夜、店を早めに閉めて車で出かけた。<br />
駅から普通に歩いて１０分程の所にある。<br />
屋台、夜店の間を、蟻の隊列のごとく、又、<br />
牛歩のごとく厄神さんまで続く。<br />
なに？肉巻きおにぎり？トルネードポテト？<br />
おなじみの焼きそば、タコ焼き店の中に<br />
新しい変化の店があった。<br />
白いテントで大きく囲まれ、奥に将棋椅子程度の<br />
イスと机。道路端に、おでん、焼きそば、タコ焼き、<br />
お好み焼き。いい匂い。多くの裸電球。湯気。<br />
笑顔の店員さん。活気。<br />
（帰りに、ココに寄ろう！）<br />
細い参堂道の両側に、キョロキョロしている間は、<br />
なぜか心がワクワク。この気持ちは高齢者の私にとっても、<br />
子供の時とチッとも変っていない。気持ちが素直になれる。<br />
帰りの参道。気になっていた、肉巻きおにぎりを買った。<br />
（あれ？２，８００円？7個で？）<br />
1個400円かあ～。これは儲かるわあ～。<br />
先程の素直な気持ちから、もう商売人になっている。<br />
『ありがとっ！おおきに！』その言葉を店員さんから聞くと、<br />
こちらも『おおきに！』素直な頭に切り替わった。</p>
<p>そうか～。このワクワク感と素直な気持ちを米屋は、<br />
お客様に与えていないんだ。</p>
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